日本株に中期的な売りサインが点灯中
上記の表は週刊エコノミスト2022年5月3日号に掲載された市岡繁男氏の寄稿文に使用された表である。
少々わかりにくいがTOPIXの月足とMACD(マックディー:移動平均収束拡散手法)が折れ線で記載されている。
表の中のオレンジの線が売りサインが点灯した時、水色が買いサインが点灯した時である。
売りサイン、買いサインともに10年間で3~4回点灯することが分かる。
売りサインについては前回は2018年、前々回は2015年、そして今回は2022年、つまり今年に入ってから点灯しているわけだ。
売りサインが点灯した時の勝敗はグラフの中の〇(勝)✕(負)で表されているが、1985年以降は7勝1敗1分けとかなり信頼できる。
(一方で買いサインも8勝1敗となっている)
中期的というのは短くとも1年以上、長ければ2~3年ということであるから、やはり今年の日本株は買ってはならないという結論になりそうである。